退職の流れ |
1.退職までの流れ
円満退職をやり遂げるにはいくつかの段階を踏まなければなりません。以下の流れを参考に会社に迷惑をかけることなく円滑に退職を進めていきましよう。
1.上司への退職の意思を示す(上司に相談する前に決して他の社員には伝えないこと)引継ぎのスケジュールや退職日をいつにするかを相談する。
2.上司に退職願(書き方は左の雛型を参照)を提出し、マニュアル等を整理して後任者に業務の引継ぎを開始する。
3.身の回りを整理整頓して他の社員や取引先への挨拶。後任者が顧客との信頼関係を築くのを楽にするためにも、取引先へ後任者をアピールすることをおすすめします。
4.身分証明書、健康保険証、会社の備品(名刺、制服など) を返却する。
5.退職する。
2.退職してから受け取るもの
会社を退職してから以下の関係書類が届きます。
○源泉徴収票
○雇用保険被保険者証(失業給付の手続きに必要なほか、転職先にも提出する)
○離職票(失業保険の給付申請を行わない場合は使用しない)
○年金手帳
3.国民健康保険、国民年金等の加入
退職してから役所へ行って国民健康保険、国民年金に加入する。
(1)転職先が決まっていない人
《国民健康保険の手続き》
・手続きを行う場所…市区町村の役所・役場
・期限…退職してから2週間以内
・持っていく物…印鑑、健康保険資格喪失証明書、住民票
《国民年金の手続き》
・手続きを行う場所…市区町村の役所・役場
・期限…できるだけ早く
・持っていく物…年金手帳、印鑑、退職証明書(退職日を明らかにする書類)、離職票
《雇用保険による失業給付受給申請の手続き》
・手続きを行う場所…ハローワーク
・期限…離職票をもらった後、できるだけ早く
・持っていく物…雇用保険被保険者証、離職票
(2)転職先が決まっている人
年金手帳・雇用保険被保険者証・源泉徴収票を転職先の総務担当部署に提出